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2008年07月22日

サンマを炭で焼いて海を考える=明日は海の日

サンマを炭で焼いて海を考える=明日は海の日
パブリック・ジャーナリスト 安居院 文男【東京都】
【PJ 2008年07月20日】− 「海の日」が法律で決まった国民の祝日だということは、不勉強で知らなかった。最近、漁船を出しても燃料高で収穫額の半分以上が赤字になるという、テレビの番組も良くやっている。学校も夏休みに入り、海水浴の話題も多くなる。地球温暖化で海水の温度が上がるとか、大きな見方もあるが、海のことを考える日ということなら良いタイミングだ。

 1876年、明治天皇が「明治丸」という灯台巡視の船で東北に行き、横浜港に着いたのが7月20日というのが起源だ。1996年から国民の祝日になり、2003年から7月の第3月曜日に変わったという(Wikipedia参照)。海はたくさんの恩恵を与えてくれる。もともと、生物は海から発生したし、ストロマトライトという珊瑚のようなものが酸素を作り出してくれたと聞いた。海がなければ、人類はない。その割に、多くの人達に感謝の気持ちがないのは、太陽や空気と同じように、当たり前すぎるからだろうか。→PJニュースを読む


 我々が魚を食べられるのは、漁師が海から採ってきてくれるからだ。漁獲は同じものばかりではないので、いろいろな魚が採れる。しかしスーパーに出ている魚は、アジとかサンマなど、なじみのあるものしかない。消費者が買わないからだそうだ。いわば、規格外の魚をどうやって食べるかとか、どうやって流通させるかということが考えにくいのだろう。マグロやブリなどは、切り身で泳いでいるわけではなく、加工されているのだが、そんなことを小中学校で教えているのだろうか。

 油が高くて、漁に出ても赤字だから何とかならないかという気持ちはわかるが、直接関係していないものは、なかなか肌でわからない。どうすればいいのかということも出てこない。車ではないがハイブリッド船とか、帆船とかいろいろ工夫するといっても、急場には間に合わない。油が高いのは困ったことだが、エコで頭を使わないと、地球が壊れるかもしれない。なんでもコストがあがると、代替品が出てきやすくなるのは、そこで工夫しろという天の配剤ということもある。

 海の日に魚のことを考えるのが、燃料高からというのは、どうかと思うが、夕食はサンマを炭で焼いて、海のことを話題にしよう。これも簡単ではないが。【了】


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